理念と基本方針
基本理念
春光学園においては、
児童の権利擁護を基本とし、児童の安全・安心な生活を確保し、
心身ともに健やかな成長と児童の社会的自立を目指した支援
を行うこととする。
児童の権利擁護を基本とし、児童の安全・安心な生活を確保し、
心身ともに健やかな成長と児童の社会的自立を目指した支援
を行うこととする。
園誓
- 私たちは雨にも風にも負けない子どもです
- 私たちは楽しく働く人になります
- 私たちは隣人を愛する人になります
本園は、敗戦直後の極めて困難な時期に、東南アジア諸国からの引揚孤児の受け入れにはじまりますが、創始者のひとりである樋口宅三郎が、このような訓育方針を示しています。
樋口は、このことに触れ、「入園前の環境のため児童は卑屈か又は反抗心が強い。まず、彼らに『子供らしさ』を取りもどしてやりたい。このため思い切った自由を与え伸々と育てている。こうして明朗で健康な子供になる。この後に学業を彼ら自ら求めるように指導し、独立自尊の心を培い、『たのしく働く人になり、隣人を愛する人』たらしめることを目標にしている。従って処罰主義はとらない、宗教的な情操教育を目指しているが、一定の信仰を強制しない。『心温かい人』になるよう努めている。」と述べています。
ここに、創始者達の心と施設発足の原点があります。私たち職員は、常に原点に立ち帰りながら、新たな子ども達の問題に取り組むことが必要と考えています。
支援目標
集団的にあるいは個別的な施設の生活の中で
- 基本的生活習慣の確立で、心身ともに健康な子どもを育てます
- 良い対人関係を作り、自立できる豊かな心を養います
- 正しいしつけを身につけ、おもいやりのある優しい心を育てます
児童養護施設 春光学園
園長 原田 修二